設計者コメント: 藤田瞳 

有楽町線と副都心線の始発駅、利便性に優れた和光市駅で、和光市としては約5年ぶりの新築分譲マンションとなる本物件。 
大変注目度が高い中、設計に励ませていただきました。
まず配棟計画について、敷地北側に全戸南向きの住棟、南面に平置き駐車場を確保しています。
この配棟計画を実現するに当たり、様々な工夫を必要としましたが、眺望や日当たりの面においてこの配棟計画が実現出来た事はよかったと思っています。
外観デザインは、周囲の環境から建物がどこから見られても洗練されていることが求められました。  

バルコニー面はもちろん、妻側、共用廊下側にもデザインが行き届くよう心掛けました。
アプローチには、緑地を幅広く計画し、緩やかなスロープを設け、白を基調とした石材を多用することで邸宅の在り方を追求しました。
屋上広場で菜園を楽しみ、カフェをイメージしたラウンジでは収穫した野菜やハーブを料理し振る舞うことも出来ます。
高台というロケーションを生かし陽光に包まれるこの建物に住まう方々が、暖かいコミュニティを形成し、安らぎと癒しに溢れた生活を送ってくれることを願っています。

規模
RC 8F
延床面積
延べ4,000㎡
3.すべての人に健康と福祉を
7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任
15.陸の豊かさも守ろう