設計者コメント:大石仁美
下町の伝統が残る街、稲荷町。
上野にほど近い稲荷町界隈は、若者にとっても利便性が優れる街です。
周辺はお寺や神社も多く、浅草の伝統文化の色合いが濃く残っている、落ち着きのある比較的閑静な場所に位置しています。
外観は質感のあるボーダー状タイル、バルコニーの手摺は縦横の3色ミックス格子をランダムに配置することにより、都会的なモノトーンと木格子で包んだ落ち着いた和Stylishを表現しています。
歩道に面した場所に広く計画したエントランスは、若い単身者に好まれるリモートワークカフェ風スタイルとソーシャルライフを演出しています。
高級感がありながら街に馴染んだ暖かい雰囲気のなかで、若者のライフワークにあった住まいとなってくれることを願っています。