設計者コメント: 大石仁美
東武東上線「朝霞」駅からわずか徒歩2分圏内に位置しています。
4面接道という敷地を活かし、 全戸明るく開放感にあふれた配棟計画としています。
近くには朝霞のシンボルである「朝霞の森」や公園が身近に点在し、緑に癒される潤い豊かな環境から私空間へ導きます。
15階の高さと並木通りの奥行をイメージした外観デザインは、縦のマリオンは幹、水平のラインは枝、並木通りに見る木漏れ日の陰影や奥行きを、外壁タイルのモザイクパターンで表現することで、ひとつの塊に見せず、街と住宅のスケールとの調和を図ったデザインとしています。
また、バルコニーのガラス手摺には木漏れ日の影と木漏れ日の上にある空を、コンポジションしています。
エントランス内部に壁面緑化を計画し、自然豊かな朝霞を象徴する素材が、屋外緑化空間と繋がりを作り、落ち着きと安らぎを与えるエントランスになっています。
駅前でありながら、明るく開放的な生活を楽しみ、緑を感じながら街に潤いを与え便利で癒しの場となってくれることと思います。