5月23日、4年ぶりの娘の授業参観に行ってまいりました。
私は授業参観に行くのを毎年楽しみにしてきましたが、このコロナ禍で娘が小学校5年生の時から行くことが出来ず、去年は少し緩和されましたが児童1人に対して関係者1人ということで、選ばれし者から外れてしまい、行くことが出来ませんでした。
それが今回からは制限なしということで行くことが出来ました。
いざ娘の中学校へ。
だだし、娘の中学校へ行くにはまず苦難が待っております。
娘の中学校は高台に建っており、100段ほどの階段を登らなければ到着することが出来ません。
途中で嫌になりましたが、何とか中学校へ着くことが出来ました。
毎日のように登校している娘を尊敬します。
学校へ着いても、勝手がわからず、フラフラ、キョロキョロしながら学校の廊下を歩いている自分は、玄関で頂いた入館ワッペンをしていなければ、完全に不審者です。
学校の建物構造上からも教室がわかりにくい配置であり、何人かの生徒に教室の場所を聞きながらたどり着くことが出来ました。
5時限目の英語が娘のクラスの授業参観科目でした。
英語の授業は教科書を使わず、タブレットと大画面モニターにて授業を進め、文法を教えることなく、すべて対話形式で実戦の会話ができるような授業の進め方でした。
また、アメリカはフロリダ州から来たというジェフリーというフレンドリーなアメリカ人先生が、片手をポケットに突っ込みながら、教室中を歩き、色々な設定に合わせた質問を生徒に問いかけ、その回答に「グッット」やら「ウゥーン」と言いながら授業を進めていました。授業中はほぼ日本語はありません。
質問をしてほしい顔をしている生徒もいれば、ジェフリーが近づいてくるとあからさまに違う方向を見ている生徒もいたりして行動観察が面白かったです。
授業参観の後は懇談会です。
担任の先生から、指定校に認定されているため英語の授業のやり方が一般的ではないということを聞き、他の公立中学では昔ながらの教科書をもとに文法などを勉強するスタイルだそうです。
どちらが良いかは私のように全く英語の出来ない者にはわかりませんが、実践的スタイルのほうが皆楽しそうしているように感じました。
懇談会では中学2年生ということもあり、他の生徒のお母さん達が「反抗期で言うことを聞かない」「だらしない」「中二病で困る」などと色々困っているとの発言がいっぱいでした。
唯一お父さんとして参加していた私に、男親として意見を求められましたが、私が娘に「だらしない」と注意しても「あなたもだらしないでしょ」と言われてしまうと伝えると先生、お母さん方に納得されてしまい、もっと良い意見が出来ればよかったと後悔しています。
マスクは自己判断ということでマスクをしていない生徒もたくさんいて通常に戻ってきたなという感じがしました。
体験学習という泊りがけの体験の再開や、体育祭が今後実施されるなど、どんどん通常に戻っているので、子供たちには色々思い出を作ってほしいと思っています。
娘に授業参観に来ることを嫌がられていますが、また来年を楽しみにしたいと思っています。
取締役 (中二の父親) 川邉毅