先週土曜の夕方、彼女と一緒に王子飛鳥山へアジサイを見に行きました。学生時代、王子近辺に5年間住んでいましたが、久しぶりに足を運ぶことができて懐かしく思いました。

飛鳥の小径では約350mの細い道に沿って約1300株・50種類以上の紫陽花が群生しています。天候による変化はありますが、飛鳥の小径のあじさいは例年5月下旬から見ごろが始まるとされています。その後、6月下旬ごろまで見ごろが続くようです。

満開のアジサイが飛鳥の小径一面に咲き、美しさに感動しました 。紫・青・白・ピンク…彩りよく咲いています。

写真のあじさいはガクアジサイといいます。ガクアジサイは日本固有のあじさいで、中心のつぶつぶした“両性花”を装飾花と呼ばれる“中性花”が額縁のように囲んでいるのが特徴です。

 

同じガクアジサイでも、よく見ると装飾花のふちがギザギザしているタイプもあります。こちらのあじさいは、ナデシコガクアジサイといいます。ギザギザなところがナデシコの花びらにそっくりなことから、この名前が付きました。

もうひとつ、ユニークなあじさいをです。こちらは装飾花の縁がくるんと内側に渦巻いていることから、ウズアジサイといいます。ぱっと見、つぶつぶした両性花が見られないのでセイヨウアジサイの一種と思われるかもしれませんが、実はウズアジサイもガクアジサイの仲間です。

カラフルで手毬のような形をしているのは、セイヨウアジサイ。セイヨウアジサイは、ガクアジサイが中国を経由してイギリスにわたり改良されたものを日本が逆輸入したものとされています。

晩風に当たり、アジサイを触り、走行中の電車をじっと見つめ。
ベンチに座り、中国のスナック(煎餅果子)を食べながら、遠方のタワーマンションを眺め。
夢のような世界に、空気の中も幸せの匂いが充満しています。

時間を忘れるほど楽しみました。

明日も仕事頑張ろう! 勉強頑張ろう! と元気いっぱいになりました。夢を叶えるよう全力を尽くします。

注:「煎餅果子というと、中国式クレープのような食べ物で、ソーセージや油条(中国式揚げパン)、レタス、パクチーなどの具材を、味噌と一緒にクレープで包んだものです。」